1月29日、「100年時代の地域の未来~徳島から発信する人生戦略と学びなおし~」をテーマに、徳島大学フューチャーセンター『A.BA』でタウンミーティングを開催しました。
タウンミーティングは、本学が徳島県内市町村の有する課題を取り上げ、その解決に向けた地域と大学の相互対話による取り組みについて協議するもので、地域貢献事業の一環として毎年県内各地で開催しており、今回で13回目となります。
今回のタウンミーティングは、県内5ヶ所に設置している本学サテライトオフィスの連携事業として開催し、広く徳島県全体を対象に自治体や関連団体の関係者及び高校生ら約70人の参加がありました。
吉田和文徳島大学理事(地域?産官学連携担当)の開会挨拶に続き、国内におけるフューチャーセンターをはじめとする、イノベーションの方法論の研究と普及、実践の推進を目的に活動されている、一般社団法人Future Center Alliance Japan(FCAJ)代表理事で多摩大学大学院経営情報学研究科教授である紺野 登(こんの のぼる)氏が「生活文化資産からのイノベーション」と題して、フューチャーセンターの視点、設置の仕方や運営、成果の反映方法等について特別講演を行いました。
続いて行ったフューチャーセッションでは、各サテライトに関係する自治体や関連団体等の代表者を交え、移住の促進と支援の観点から、知の交流デザインや移住プランニング、大学サテライトオフィスの役割、民泊(Air BnB)、ガーデンカフェデザインなどについてワークを進め、参加者全員で「5つのサテライトにみる徳島ライフとは?」、「スタディホリディ等、新たな徳島(阿波)民を呼びこむ仕組み」の2つのテーマについて議論し、「大学生が神山町に住み、農作業を体験しながら大学に通う」、「地震や津波に強い研究者らが集う地域にする」などのアイデアが出され、盛況のうちに終了しました。
?
開会の挨拶をする吉田和文理事
基調講演する紺野登(一社)FCAJ代表理事
話題提供する斉藤卓也文部科学省基礎研究推進室長
参加者によるフューチャーセッション
フューチャーセッションで議論する参加者たち
感想を述べる野地澄晴学長
話題提供者によるライフスタイル展示
くつろぎながら自由に議論する参加者たち