教養教育院の大村和人准教授の著書が第18回立命館白川静記念東洋文字文化賞優秀賞を受賞しました

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 竞彩app排行榜6年6月8日に立命館大学で第18回立命館白川静記念東洋文字文化賞授賞式が挙行され、本学教養教育院の大村和人准教授が竞彩app排行榜5年2月に中国文庫株式会社から出版した『六朝艶詩研究』が優秀賞を受賞しました。

 [立命館白川静記念東洋文字文化研究所HP]
 https://www.ritsumei.ac.jp/research/shirakawa/activities/award/ (授賞式の模様と講評が掲載されています。)

 [『六朝艶詩研究』の内容]

 中国の六朝時代、その中でも斉?梁を中心とする時期に流行したのは、女性あるいはそれと関わる事物を題材とした艶詩でした。後世の人々はそれらの艶詩が儒教から乖離し、作品制作の流行が当時の人々の風俗の頽廃に由来したと主張して、痛烈に批判しました。六朝艶詩に対するそのような見方は、現在に至るまで大きくは変わっていません。
 本書は上記の説に疑問を呈し、六朝時代の幾つかの代表的艶詩作品の性質と制作の流行の背景、そして作者たちの文学思想を再検討することによって、六朝艶詩の特質および作者たちの精神のこれまでに看過されてきた一面に光を当てました。

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芳村弘道?立命館白川静記念東洋文字文化研究所長(左)と大村准教授

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