竞彩app排行榜6年度徳島大学全学FD推進プログラム
                    ティーチング?ポートフォリオチャート作成ワークショップ (TPチャートWS)
                   及び 大学院生のための社会で役立つ教育?指導スキル育成講座 (プレFD-WS)
                                ~日常の教育活動に関する振り返りと今後の目標設定~ 実施報告


■TPチャートWS目的?内容
 大学教員が、日常的な教育活動を振り返り、具体的な取り組みから自身の教育に対する理念を可視化し、成果や課題、今後の目標を設定するための、ティーチング?ポートフォリオチャート※(以下、TPチャート)を作成する。TPチャートを作成することで、根拠資料に基づいてこれまでの授業実践を整理することができ、これからの授業に取り組む具体的な方針や行動を明確にすることができる。

■プレFD-WS目的?内容
  大学院生が、日常的に携わっている教育活動を振り返り、具体的な取り組みから自身の教育に対する考え方(理念、方針)を可視化し、成果や課題、今後の目標を設定するための、TPチャートを作成する。TPチャートを作成することで、根拠資料に基づいて教育活動を整理することができ、これからの教育活動における具体的な方針や行動を明確にすることができる。

※本ワークショップで使用するTPチャートは、栗田佳代子?吉田塁?大野智久(2018)『教師のためのなりたい教師になれる本!』(学陽書房)を参考に一部改変して作成している。


■実施日時
 2024年9月4日(水)13:30~15:00

■会場
 
教養教育6号館2階 201講義室

■参加者
 TPチャートWS 3名
   プレFD-WS    2名(学部学生1名を含む)

■メンター
 
吉田 博(高等教育研究センター教育改革推進部門)
 
■成果と課題
 TPチャートWS及びプレFD-WSは、「ティーチングポートフォリオ作成ワークショップ(TPWS)」と同時に開催していたが、今年度はTPWSの参加申し込みが1名であったことにより、TPWSを開催することができず、TPチャートWS、プレFD-WSのみの開催となった。
  参加者アンケートから、TPチャートWSについては、「何気なく講義資料を作成していたけど、自分の理念を明確にすることができた。学生時代に学生として受けていた授業で思ったことが理念に反映されていてよいと思った」との意見が挙げられた。また、「教育活動の振り返り」については、参加者は概ねできたと回答していたが、自己評価を行うこと、改善点を見つけることや目標設定については、十分ではなかった参加者もいた。また、ティーチングポートフォリオを作成したいと回答した参加者は1名のみであった。プレFDについては、参加者アンケートから、「教育活動の振り返り」ができ、自己評価や目標設定に繋がっていることが窺えた。
 昨年度は、TPWSと同時に実施しており、ティーチングポートフォリオを作成して、教育活動を振り返るということに対して、全体的に動機づけができている中でTPチャートの作成や参加者同士の情報共有が行われた。今年度は、TPチャートWSの申込者4名のうち2名が参加できなくなったことや、急きょ参加することを決めてくれた学部学生や教員がいた。いずれにしても参加者数が少ないことから、断定することはできないが、昨年度と比較して、WSの成果としては期待に届かなったと考える。
 コロナ禍以降、TPWSは定員に達しており開催してきたことで、広報活動が十分ではなかったと考える。TPチャート作成WSは本学における「教育の内部質保証に関する方針等」にも関連する取組であり、過去に実施したワークショップの参加者の意見からも有意義であることが示されている。TPチャートWSも含め、TPWSについても、来年度は広報活動をより積極的に行う必要がある。


■運 営
 徳島大学FD委員会/高等教育研究センター教育改革推進部門 

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ご不明な点などございましたら、下記アドレスもしくは、電話でお問合せください。
教育支援課教育企画係 メール:kykikakuk@tokushima-u.ac.jp 
           電 話:088-656-7686 内線(82)7125

徳島大学全学FD推進事業も紹介していますのでぜひご覧ください!
http://www.tokushima-u.ac.jp/highedu/reform/