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投書日2021年4月17日

大学での新型コロナウイルス感染症対策について

 学内での感染症対策についての意見です。現在の状況では学内で感染者が発生した場合にはBCPのレベルが上がり全ての授業及び課外活動がおおよそ1ヶ月程度停止してしまいます。このような現状は向こう2年程度は改善されることはないでしょう。
 そこで私は大学内へ検査キットの自販機を設置していただきたく思います。学生が気軽に(例えば1につき2週間に1回まで)検査を受けれるような体制(学生証で個人を把握しキットを受け取れるもの)を取ることで早期に発見することができ,クラスターになることを防ぐことが可能ではないでしょうか。またそうしたものが目に見えて置かれることにより,学生自身の心理的影響も一定程度あると推察され,より感染症対策について考えるきっかけにもなるのではないでしょうか?
 また,検査受検者の行動データなどを研究にも活用できるのではないでしょうか?
 少しでも徳島大学の構成員全体が心理的に窮屈な思いをしないことが重要かと思います。
 またそういうことを行えば国内でも先進的な取り組みでもありますし,医学部を持つ大学としてもきちんとwithコロナを念頭に置いた戦略を考えている大学であるということを学外にアピールするきっかけになるのではないでしょうか?
 以上長文となりましたが,検討いただければと思います。

回答日2021年4月28日
回答者

学務部学生支援課

 ご意見をいただき,ありがとうございます。

 本学では昨年10月に飲み会に関連したクラスターが発生しました。これを受けて,学生及び教職員に対し,新型コロナウイルス感染予防の徹底を周知していますが,残念ながら,今年も3月に飲み会に関連したクラスターが発生してしまいました。大学としても学生一人ひとりの行動を把握できないことから,根気よく注意喚起を行っています。

 本学としても,感染を予防しながら日常生活を送るwithコロナを念頭に置いた対応を行う必要があり,日々情報を収集して検討を行っています。

 本学では,これまで新型コロナウイルス感染症に対する様々な支援等を行ってきています。ご提案いただいた新型コロナウイルス検査キットの自動販売機の設置等については,安全管理や個人情報の取扱い等,重要な課題がありすぐには対応が難しいと思いますが,今後の支援策等を検討するうえでの参考とさせていただきたいと思います。

 学生の皆様においては,本学学生としての責任を自覚し,ご自身を守り家族や友人を守るためにも,集団行動の自粛,更には「自分自身が感染しているかもしれない」ことを意識した行動を行っていただきたいとお願いいたします。

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