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投書日2024年5月9日

生物資源産業学部学外キャンパスへの移動について

 本年度研究室に配属される予定の学部3年です。

 訴え先をこちらの意見箱にするべきか怪しいのを承知の上で、軽く要望をお伝えいたします。

 生物生産システムコースは学外にそれぞれ「鳴門」「石井」「新野」に学外キャンパスを所持しており、研究室によっては卒業研究の目的で学外キャンパスに自力で通わなければなりません。

 車を所持している学生が通う分には問題ないですが、ほとんどの下宿生は車を所持しておらず、原付や交通機関、自転車などでキャンパスに通っていると聞きます。もちろん”自費”です。

 この現状が学生の研究室選択に大きな影響を及ぼしており、本当は学外キャンパスの研究室に通いたい。しかし、交通手段やそれに伴う費用を考えれば、常三島の研究室で妥協するしかないという学生を生み出してしまっていることは目を背けてはいけないことであると考えています。

「本当に研究に対してやる気があるのならどんなコストがかかっても行きたい研究室にいくはずだ」という意見も理解はできますが、常三島の研究室に通う学生とでは「交通費用」という「格差」が生じてしまっている以上、早急に大学が解決するべき問題なのではないかと考えています。

 交通費用の補助であったり、常三島からスクールバスを通すなどといった取り組みを行わなければ、大学として備えておくべき「学生の研究に対する公平性」が失われてしまうと思うのですが、その辺はどのようにお考えでしょうか。

回答日2024年5月21日
回答者

常三島事務部生物資源産業学部事務課

生物資源産業学部学外キャンパスへの移動について

 遠方のキャンパス間の移動についてご不便をおかけしております。

 どのキャンパスも、遠隔地だからこそ、広い土地や特徴を有しており、研究分野やそういう魅力に基づいて研究室を選択いただきたいと考えており、移動手段等が研究室の選択に少なくない影響を与えている可能性があることについては、本学部としても本意ではありません。

 遠隔地を有する学部としての特徴を生かしつつ、できるだけ不便を感じさせないように、どのような対策が必要かどうかについて、これまでも検討してきました。公平性という観点からすると、研究室が遠隔地であることを不便に感じる方もいれば、そもそも住居が遠隔地で常三島に来るのが大変な方もいます。また、一時的な対応でなく、継続性を持たせるためには経常的な予算が必須となるなど、いろいろな問題があり、実現に至っていないのが現状です。

 いつまでに改善するとお応えすることはできませんが、今後も、頂戴したご意見も踏まえて、改善策を検討してまいりますので、ご了承願います。貴重なご意見ありがとうございました。

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