工業会では、会員へのサービスの一環として、大学の現状(組織の変遷と推移、建物と設備、研究内容等)を紹介するとともに、会員相互の親睦を図ることを目的に、第1回工業会ホームカミングデイを開催いたしました。

ホームカミングデイは、一般には大学が創立記念等に併せて実施されることが多く、本学でも創立60周年を記念して本学同窓会連合会(工業会をはじめ8つの同窓会の連合会)との連携のもとで平成21年11月に開催されることとなっています。

工業会では、徳島高等工業学校が大正11年に設立されて、昭和24年には徳島大学が新制大学として創立し、工学部ができ、平成16年に大学は法人化され、平成18年からは工学部は大学院を中心とする組織となりました。この間、工業会の会員数は、28,000名を超え、卒業生が社会で活躍を続けてこられたお陰で、徳島大学工学部?大学院を卒業修了する学生が社会で活躍出来る場を与えられて、発展を続けてこられました。工業会は、本学で最大の同窓会組織であり、卒業生と母校の大学?工学部とを結びつけて活動し発展させる役割が今まで以上に求められております。初めての記念すべき第1回工業会ホームカミングデイは、こうした背景のもとに開催しました。以下にホームカミングデイの開催内容の概要を以下に報告します。総会の翌日に開催し大勢の参加をいただきました。

  1. 日時:平成20年5月11日10:00~14:30
  2. 集合場所:工業会館2階セミナー室
  3. 参加人数:32名(支部長3名含む)

高麗寛紀先生の司会で始まり、福井満壽夫工業会名誉会長から工学部、大学院のおかれている現状紹介を中心にご挨拶をいただき、山本紘一工業会新理事長から工業会の取り組みのご挨拶、続いて、川上博副学長から、ホームカミングデイ企画の発端や定義等についてお話をいただきました。次いで、大西徳生副理事長から、パワーポイントで写真を交え簡単に大学の現状紹介がありました。その後、写真撮影を行い、工学部キャンパスを案内しました。参加者を2グループに分け、化学系、機械系グループを高麗先生と海江田先生が、電気系、土木系グループを大西先生と野田先生が案内をしました。新しくなった各建物、歴史のある門柱や蘇鉄等を見て歩き、近年の図書館の説明や研究施設としてフロンティア研究センターの説明が井須教授からありました。次いで、各グループの関係する学科の建物に入り、最新の研究設備や研究内容の紹介がありました。昼食を工業会館でとりながら意見交換を行い、大学の新蔵会館を観て解散しました。アンケート結果は大変好評でした。

次回は、さらに多くの皆様のご参加をお待ちしますと共に、この企画にご提案がありましたら、是非、ご一報いただけますようにお願いします。

ホームカミングデイ20080511

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